気持ちの整理2

rana

2008年05月08日 00:08

来月パパの三回忌がある。。。月日が流れるのはかなり早く感じる
私の気持ちは2年前から立ち止まったまま
悔しい気持ち・悲しい気持ち・「あ~しとけばよったこ~しとけばよかった」と後悔の気持ち

現実から目を背けている訳ではないけれど、自ずとどっかで背けてるんだろうなぁ~
そんな自分を変えたくて1歩でも2歩でも
2年間開ける事の無かったパパとの闘病生活の日記を振り返りながら気持ちの整理を付け
そこからパパの気持ちを感じ取れたらと・・・

開けるのにもかなりの勇気が・・・


2005’9.9(金)
人間ドックを受ける際、「のどの違和感が気なっている」と話す。
バリウム検査にて4cm程のポリープがあると指摘され
外科の先生を紹介され診てもらう。
所見「悪性が高い」との事で精密検査の予約を入れる

ドラマで見ていた感じと違い割と冷静に2人で話を聞いていた。
帰りの車の中で「がん?」なんだよね・・・「前向きに治療がんばろ~」

☆2人供笑って話していた様な・・・
パパ自身きっと大きな不安が襲いかかっていたはず
私は受け止めるのが怖くて冗談ぽくかわしていた
お互い言葉に出さなかったけど「どうして・何で・治るのかな?・どうしたらいいのかな?」なんて考えていたと思う。
でも言葉に出して話していたことは「大丈夫!きっとそんなに悪くないかもよ!治るよ!」だった

パパは不安そうな顔を決して私に見せなかった、私への気遣いだったのだろう

9.20(火)~
内視鏡検査・ルゴール検査・細胞生検・・・
食道がかなり荒れている。
のど下・胸上にポリープ・胃の近くに小さいポリープ

胸部超音波エコー検査
骨シンチ検査
ガリウムシンチ検査

約10日間に渡り検査の日々

午前中会社を休み午後から出社
「癌」と決まった訳ではないのでしばらくは周りに黙っていようとパパの意志

しかし会社で「何の検査」「何の病気」としつこく聞かれる事にイライラ

☆「ポリープが見つかったから」と説明をして仕事もキチンとしていたのに
触れて欲しくない所を触れてくる同僚にイライラするのも解る。
パパの凄いところは、決して取り乱さず笑ってかわしていた事
私に話すときも軽く流す感じで話してた。
私に出来ることは、パパの付き添いとただ笑って話を聞くだけ・・・
もっと他にあったのでは無いだろうかと思う


9.29(水)
豊崎クリニックにてPET検査
保険が利くようにと病名を付けることに
「食道癌」決まった訳では無いが可能性は高い
「悪性腫瘍」と「癌」とではかなり言葉の重みが違う

かなり緊張している様子
冗談を言っても反応してくれない

「どうか悪性でありませんように」

☆体調の変化はこれといってなかった
何時もだったら冗談でかわしてくれるのに上の空状態だった
自分で自分に自問自答しながら気持ちの葛藤をしていたのだろう
私の前では素のままで良かったのに気を遣わせていたのかな?


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