気持ちの整理
2006.6.1(木)
痛みを軽くするためにモルヒネの量を増やす。
眠気は無いようだが息苦しさがありちょっとした事で息が上がる。
気分転換に髪をきり、ひげも剃り、軽くシャワーを浴びる。
パパの口から「後何ヶ月かな?」と聞かれる。
諦めるのはまだ早い!!出来るだけの事はしよう!
肺に水が溜まっているとのことで抜いて貰うがあまり変わらないようだ。。。
丸山ワクチンを使うことにする。
来週から体調を見ながら抗ガン剤と共に投与する。
「きっと、必ず治る!」
☆三年前の今日の闘病日記なかなか読み返せないけど開いてみた。
今でも鮮明に覚えている。
パパは体調があまり良くなくて体が思うようにいかないのにイライラしていた事。
無理に笑顔を作っていた自分に呆れていただろう。。。
認めたくは無かったけど、何処遠くへ行ってしまいそうな感覚があった。
姫達のお迎えギリギリまで何をするわけでは無いけれど残っていた。
姫達も私の不安を感じ取っていたのか、癇癪を起こし訳もなく泣き叫んだりして。。。
一人でどうしようもなくて苦しかった。。。
パパは病院でもっともっと苦しかっただろう。。。
一人病室に横たわり何を考えていたのだろうか?
本当は誰か側に居て欲しいと願っていたはずなのに。
一分一秒がもの凄く長く長く感じていただろう。。。
お互い眠れぬ夜を過ごしていた。。。不安に押し潰されそうになりながら。。。
あの時、もっと要領よく病院の行き来をしてパパの側に居てあげたら不安を取り除けたのかな?
後悔ばかりしてもしょうがないけれど後悔してしまう。。。
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