じぃじの桜
2010年03月14日

久しぶりの更新。。。気が付けば3月半ば・・・
一月の寒い日に最愛の父が他界しやっと49日を終わらせ沖縄の習わしの行事の一つ
「墓閉じ」も終わらせホッと一息つけた感じです。
20年近く「肝硬変」を抱え自分の好きな仕事に打ち込み自由気ままな父
退職後は自分の母親の介護をしながら研究に打ち込み体調管理をしながら孫と大好きなパジェロに乗ってアイスクリームを食べに行っていた父
私の旦那が亡くなった時にもの凄い精神的負担が掛かったのかガタガタと体調を崩し自宅療養の生活に幸い全ての仕事を終わらせゆっくりと日々を過ごすことが出来ていました。
肝脳症を起こしたり、糖尿を患ったり、ヒヤヒヤドキドキの時もありましたが、体調が良いときには
出掛けて買い物したりドライブしたりお風呂に行ったりして・・・
入院したときもちょっとした怪我から化膿して糖尿でもあったので1週間程度の入院治療予定だった。
でも、持病の肝硬変が投薬に耐えきれなかったのか、それとも寿命だったのか多臓器不全を起こしあっけなく旅立ってしまった。
入院中も姫達と「桜を見に行こう~」と話したりして笑っていたのに・・・
桜も見ずに行ってしまった。。。
でも、不思議なことに父が亡くなる前は、まだ咲きそうにも無かった我が家の桜が父が亡くなってからチラホラと咲き始め棺の中に入れることが出来ました。
近所の桜はまだ咲きそうにもないつぼみだったのに・・・
父の思い入れのある我が家、パパが亡くなったときも、快く家にパパの仏壇を置くことを承諾してくれて「自分の思うように」と言ってくれた父
「我が家の桜は何処よりも綺麗に咲く」と自慢げに話をしていた父
その桜が見事に咲き誇ったのは3七日でした。
まるで父を後押ししながら花道で飾り送ってくれている感じで・・・
旧正が重なったりと色々と周りから言われても居ましたが、双方の顔を立てながら無事49日をたどれ今は不思議な思い出話をしながら、母を囲み笑えて居ます。
父もきっとじいさん、ばぁさん、そして大好きな婿(パパ)と逢えてにこやかにしているのではないかと思います。
沖縄の習わしの通りユタさんの所にも行き視て貰い母も納得いく話だったので、「七不思議」と称して兄姉夫婦を始め、色んな人に話して聞かせています。
明るく振る舞っている母が心の底からの笑顔を取り戻せるまでは時間が掛かるかも知れません
今は、ケンカしながらでも、姫達と共に側に居てあげようと思ってます。
父の分まで・・・